[芸 名] 春風亭 柏枝
しゅんぷうてい はくし
[本 名] 菊池 貴紀
[生年月日] 1974年6月19日
[出 身] 北海道札幌市
[階 級] 真打
[出 囃 子] 筑摩祭
[所 属] 落語芸術協会
[春風亭 柏枝ヒストリー ]
◼1974(昭和49)年 北海道札幌市生まれ
子どものころは母親似だったが、成長した現在は父親似である。
◼1981(昭和56)年 札幌市立真駒内曙小学校入学。2年時に清田南小学校に転校
クラブ活動は野球部。6年生でショートのレギュラーを獲得。
巨人軍の篠塚選手の華麗な守備に憧れていた。
食べ物では果物が大好きで、父親が箱買いしてきたみかんは
二日で無くなるというのが親子共々の自慢であった。
桃やぶどうも大好きで、今は何か理由をつけては自分で買いに行き、
一家団欒の元になっている。
◼1987(昭和62)年 札幌市立清田中学校入学
中学も野球部に入部。3年間補欠だったが、野球部の数人とは生涯の友達で、
今でも親交が深い。
◼1990(平成2)年 北海道北広島高校入学
硬式野球部に入部。3年時にはレギュラーを獲得。夢は甲子園出場だったが、
公式戦で勝った記憶がない。同学年のヒーローは巨人→ヤンキースの松井秀喜選手。
授業をさぼってよく保健室に。その時の先生も今では応援してくれている。
卒業と同時に普通自動車運転免許を取得。
◼1993(平成5)年 札幌学院大学入学
父親が乗っていた赤色の日産パルサーを譲り受け、「真っ赤なポルシェ」と名付け、
長距離ドライブを楽しんでいた。夢中になることが見つからないうちに4年間は
あっという間に過ぎた。大学卒業後はコンビニや建設会社などでフリーター生活をエンジョイ。
しかし、漫画「お~い! 竜馬」(原作・武田鉄矢、作画・小山ゆう)の自由と大志に憧れ、
上京を決意する。
◼2000(平成12)年 たまたま覗いた浅草演芸ホールで落語と出会い、自分も落語をやってみたいと思い立つ。
数ある噺家の中でも七代目 春風亭柳橋を追いかけ、何度も直訴した結果、
入門を許されたのは2001年2月4日のことであった。
◼2001(平成13)年 春風亭べん橋として楽屋入り
◼2004(平成16)年 師匠没後、七代柏枝(現柳橋)門下に
◼2005(平成18)年 二ツ目昇進
◼2013(平成25)年 第3回城源寺二ツ目選手権優勝
◼2014(平成26)年 5月、真打昇進「八代 春風亭柏枝」襲名
落語家に入門したのが20代半ばと遅いスタートだったが、
「自分の人生が落語ににじみ出る」という信念のもと、日々研鑽に励んでいる。